9月のお言葉

(たと)い貧(ひん)なりとも信心強うして志(こころざし)深からんは
仏に成らん事疑いあるべからず

身延山御書(昭和定本 1923)

8月のお言葉

行学の二道をはげみ候べし
行学たえなば仏法はあるべからず

諸法実相抄(昭和定本729)

7月のお言葉

我が頭(こうべ)は父母の顔 我が足は父母の足
たとえば種子(たね)と菓子(み)と身と影の如し

忘事経事(昭和定本 1151)

6月のお言葉

仏法と申すは道理なり 道理と申すは主(あるじ)に勝つ物なり
いかに愛し離れじと思う妻なれども 死ぬればかいなし

四条金吾殿御返事(昭和定本 1384)

5月のお言葉

女人となる事は 物に随って物を随える身なり
夫楽しくば妻もさからうべし

兄弟抄(昭和定本 932)

4月のお言葉

(わざわい)は口より出でて身をやぶる
幸は心より出でて我をかざる

重須殿女房御返事(昭和定本 1856)

3月のお言葉

水は水より出でたれども 水よりもすさまじ
青きことは藍より出でたれど 重ぬれば藍よりも色まさる

乙御前御消息(昭和定本 1100)

2月のお言葉

親によき物を与えんと思いて せめてする事なくば
一日に二三度笑(え)みて向えとなり

上野殿消息(昭和定本 1124)

10月のお言葉

日蓮が胸の間は諸仏入定(にゅうじょう)の処なり
口中は正覚の砌(みぎり)なるべし

南条兵衛七郎殿御返事(昭和定本 1884)

4月のお言葉

日蓮がたましいは

南無妙法蓮華経にすぎたるはなし

経王殿御返事(昭和定本 751)